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サキ「いつの間にか、リョーコちゃんもシンくんもいなくなって…
私達だけになっちゃったね…」
そら「……。」
サキ「あっ… 別に、変な意味じゃなくて…
あ、あの…」
取り繕うように、慌てて話すサキをさえぎって“彼”が言葉を吐き出す。
そら「シンもさ、リョーコちゃんも…
俺なんかとは、比べものにならないくらい
強くて、優しくて凄い人だったよな…」
サキ「そら…くん?」
そら「憧れてた…シンの思いやりと強さに
羨ましかった…リョーコちゃんの優しさと笑顔が
誰にとっても、必要な存在だった2人…」
そら「でも死んだ…」
サキ「……。」
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