2005年4月4日

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2004年7月19日22:10分 電話が鳴った。 『幸子さん!英介が事故にあったって!』 電話の相手は英介の母親だった。   幸子は寝ている幸人を起こして 慌てて病院にかけつけた。 そこでは英介の母親が泣きくずれている。 幸子にはなぜ泣いているのか解らなかった。 解りたくなかった…… 傷まみれでベットに寝ている英介……   幸子は英介のホッペにそっと触れてみた。 ふれた瞬間にわかった… 英介はもう目をあけない。  そのとき胸が張り裂けそうになって、顔がクシャクシャになって、涙がこぼれた   幸人は泣かないで幸子の泣き顔をながめていた。   2004年7月19日 英介 死亡
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