壁崩壊

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次の日。 直秋は公園へ行く前にコンビニにいた。 そこへスーツ姿の三花が入ってきて直秋に気がつく。 「あの」 声をかけられ驚く直秋。 「あの、私ゆずゆと同じ大学に通ってて、あの子の知り合いですよね?」 「あ、まぁ…」 昨日の出来事に複雑な心境の直秋。 「今日は仕事ですか?」 「いや、休みやけど?」 「え、じゃあ何か予定が?」 「いや、特に…」 怪訝な顔の直秋に三花は 「昨日、ゆずに会いませんでした?」 「ああ、まぁ…」 「あの子なんて?」 「何って…、喧嘩売ってきただけっちゅーか…」 「え?…じゃあゆず頼まなかったんだ…」 三花の顔が曇る。 「なんかあったん?」 「…実は今日…」 直秋は三花の話しを聞くなりコンビニを飛び出し走りだしていた…。
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