92人が本棚に入れています
本棚に追加
/138ページ
次の日。
直秋は公園へ行く前にコンビニにいた。
そこへスーツ姿の三花が入ってきて直秋に気がつく。
「あの」
声をかけられ驚く直秋。
「あの、私ゆずゆと同じ大学に通ってて、あの子の知り合いですよね?」
「あ、まぁ…」
昨日の出来事に複雑な心境の直秋。
「今日は仕事ですか?」
「いや、休みやけど?」
「え、じゃあ何か予定が?」
「いや、特に…」
怪訝な顔の直秋に三花は
「昨日、ゆずに会いませんでした?」
「ああ、まぁ…」
「あの子なんて?」
「何って…、喧嘩売ってきただけっちゅーか…」
「え?…じゃあゆず頼まなかったんだ…」
三花の顔が曇る。
「なんかあったん?」
「…実は今日…」
直秋は三花の話しを聞くなりコンビニを飛び出し走りだしていた…。
最初のコメントを投稿しよう!