壁崩壊

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面接が終わり近くのカフェへ。 「おつかれさん」 コーヒーで乾杯する。 「ゆずゆ?」 元気のないゆずゆ。 「俺の通訳アカンかった?でも無いよりましやったやろ?」 (…ごめんなさい…) 「ん?」 (昨日あんな酷いこと言ったのに、来てくれてありがとう) 「なんや、素直やな」 と笑う直秋。 (なによ…) と怒った顔になるゆずゆ。「その方が自分らしいで」 とまた笑う直秋。 ゆずゆはこころの中で思った。やっぱりあたしはこの人が好きだと。
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