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「ねぇ、聞いてる~?」
あまりのショックに一瞬ぼーっとしてしまっていたらしくマルシアが言ったことを聞いていなかった。
「ごめんなさい」
彼はまた笑顔でこちらを見つめている。
「魔法使いの修行やってみる~?」
もし魔法使いになれるんだったら是非その修行を受けてみたいが、家族にどう説明するかなどの問題がある。
「な~に心配することはない。君が望むならその辺は俺がなんとかするよ~」
家族の心配はいらないらしいがマルシアが本当に魔法使いなのかがまだ信じられない。
「どうするの~?」
でも高まる好奇心を抑えることは出来なかった。
「お願いします。弟子にしてください」
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