依存

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私は段々と、 時が経つにつれ、 彼へと依存していった。 好きな音楽も、 好きな食べ物も、 洋服のセンスも、 髪型まで… 何もかもが、 段々と彼色に、 彼が中心に考えていってしまった。 でもこの時はそんな風に考えたりしていなかった。 ただ、彼に好かれたい。彼、好みの女の子になりたいぐらいにしか、 考えていなかった。
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