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ガチャ
幸せそうにベッドで眠る雫に近づき、ベッドの柱に雫の両手首を縛りつけた。
可愛い寝顔を見つめながら、唇を重ねる。
前のような迷いは、なかった。
「…ん。……っ!ん゛ん~!!!」
起きた雫が抵抗する。
ドカッ
腹を蹴られて、雫から離れる俺。
ハァ…ハァ…
雫は目を見開き、信じられないという顔をしていた。
「…竜。何してるの?」
フッ笑みが零れる。
「何してる?わかんない?
好きな女にキスしてんだよ。」
雫が顔を赤くする。
「…なっ!あんた何言ってるかわかってるの?」
俺は立ち上がり雫を見る。
雫は俺を見ながら、怯えていた。
「…わかってるよ。」
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