閻魔の提案

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クリスマスイブ当日。午前11時25分。 ガヤガヤ。 いつもなら静かすぎるほどの中央広場が、今日はなぜか騒がしかった。 広場に入りきれないほど多くの死神が集まり、今から何が始まるのかとざわめいている。 その中に、イリアにアルフ、リアゼにシーク、エマの姿もあった。 「シーク…もう少し詰めてくれないかな?こっち、狭いんだけど。」 「詰めろって言われてもな…ιこれでも詰めてる方だ、エマι」 「ち、ちょっと~!?今、誰か背中触ったでしょ~?」 「つか、背中は嫌でも当たるから、仕方ないだろι騒ぐなっつの、ピンク娘ι」
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