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「それにしても…何の騒ぎなのやらι」
アルフは、ハァーと深いため息をついた。
この状態で待つこと、はや45分。
疲れて雲にしゃがみ込む死神も出てきた。
と、その時。
キィィィィーン!
耳をつんざくような、マイクの音がした。
「うるさーい…ι」
「な、なんだ…!?」
死神達は、口々にそう叫びながら、音がした方向に注目する。
すると、そこには…?
「えー…おっほん!死神達よ、よくぞ集まってくれた!」
特徴的な格好・容貌の閻魔の姿があった。
四角い石でできた階段の一番上の段。
マイクを手にし、愉快そうに笑っている。
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