10人が本棚に入れています
本棚に追加
/164ページ
「さあさあ、チーズオムレツ作ってやるから戻ろうぜ!」
にっこりと笑って手を差し伸べる樹
「…うん」
その手をしっかりと握り返し、葉樹は森を後にした。
…そして、残された3匹の魔物達は…
「良い子だねぇ」
「あの兄あっての弟なんだねぇ」
「あの兄も良い奴だ!」
良い奴だ!という3匹の声が揃い、葉樹にしか聞こえない大声が森の中に響いた
これが始まり。
何かの始まり。
END.
最初のコメントを投稿しよう!