13、【ただのネタ/考え】(未完)

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漫画が好きな自分が、一番"黒"と"白"の違いを身近に感じるのは、章始めにも書いてあるけれど、漫画。 漫画といっても、本当に大雑把に分けてしまえば対外同じものばかりだと思う。 それが、白と黒。 善と悪。 正しいか、間違っているか 何故全てにそれがあるのか。 それは、白と黒が無ければ物語が成り立たないから。 大きく考えれば、世界は始まらないから。 大抵の漫画では、主人公を正義として表現している。 泥棒や悪魔、海賊、悪と称されるオプションがほとんどだけど、それでも描写や行動を考えれば確実に主人公が正義、正しい、そういう方向にある。 だけど、描写の中には漫画によって違った表現が出てくる。 例えば、困っている人を助けてあげるかあげないか。 某漫画では、この手の届く範囲の人には手を差し伸べる、と表現しているものがある。 これは、その漫画の世界では正義となっている。 逆に、別の某漫画ではどんなに困っている人がいたとしても、それを解決するためには相応の対価を払え、と書いている。 そして、それを諦め、その後どんな結果になったとしても仕方が無いことだと終わる。 そして、その漫画の世界ではそれが当り前だと感じる。 何が白で、何が黒なのかは一定じゃない。 主人公という存在が、白が白であると、黒が黒であると決める。
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