14、12の続編

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「よーきよーき!腹減った~!」 「ごはん~!」 「早く起きろ~!」 朝6時30分。 葉樹の布団の上で赤、青、黄色の小動物が遠慮なしに踏み付けたり飛んだりと自由に動き回っていた。 もぞもぞと動き出した布団から若干寝むたそうな葉樹が現れ、ぼーっとしたまま、てん、てん、てん、と数秒ほど動かず前を見る 「…あ、おはよう」 「ようやく目ぇ覚ましたなこの低血圧!」 「ようやく魔力出したねこの寝ぼすけ!」 「ようやく飯が食えるぞこの美味い人間め!」 寝起きの葉樹にも容赦なく音割れしたエコーの声を浴びせ、体から湧き上がってくる見えない魔力を食べ始める 葉樹はというと、もそもそと動き出して支度を始める *
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