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「お前も飯か?」
「今日もコンビニ?」
「冷たい飯か?」
登校途中、葉樹以外に見えないように不可視状態になった3匹がくるくると踊りながら口々に言う
「まぁ…こればっかりは仕方ないからね…でも慣れれば楽でいいものだよ」
「でも酷いよな、お前の飯だけ用意しないんだぞ?」
「妹と兄貴の分はしっかりあるのにね!」
「お前も抗議すればいいのに!」
あはは、と葉樹は苦笑する
「これでも部屋があって帰る場所があるんだ。ありがたいことなんだよ?お兄ちゃんとは一緒に食べるときだってあるし…」
3匹はむむぅ~、と唸る。
が、同時に溜息を吐いた
「ま、そこがお前のいいとこか?」
「家族は冷たすぎるんじゃない?イツキ以外」
「ボクらはよーきの味方だからな?」
「…、ありがとね」
登校中なので下手な行動はとれないが、葉樹は嬉しそうな顔で小さく呟いた
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