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このまま玄関の外に足を踏み出せば晴れて俺はファンタジックな異世界に行けるってことか?
…それはそれで面白そうだが――――――
パタン…
俺は無言でドアを閉じた
「ふぅ……。
俺は何も見てません」
自分に言い聞かせる。
誰がこんな事やってるのかは知らないけど、タコ壺に嵌り込むタコみたいな予想通りの展開になんてさせてたまるか!!
俺は!
掌で転がされるような人生よりも!!
掌で転がるサル共を鼻で笑いながら観察する方が良いっ!!!(悪役のセリフ)
そして玄関ではなくベランダから出て学校に行くことになった(普通に外に出れた)
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