6、No title【現代異世界混合ファンタジー/超絶半端】

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「よ~ぉ蓮矢!お前始業式サボるなんて良い度胸してんじゃん!」 「おはよ修、残念ながら遅刻じゃないよ。しかも数学の評定も5になった」 「うわっ!まさかお前数学教師のクイズ正解したのか?!」 修が驚きの表情になる いや待て、コイツが知ってるってことは……アイツいつも遅刻者にクイズ出してたのか?さっき特別とか言ってなかったっけ? 「何?オガちゃんのクイズの話? 夏休み前には修ちゃんが引っ掛かったって言ってなかったっけ?」 修の話を聞きながら自分の席に着くと前の席の孝也(たかや)が身を乗り出して聞いてきた なんと、修もだったのか… 「アレかぁ……。未だに答え分かんねぇんだよ……」 「?どんな問題出されたんだ?」 ひょっとしたら俺は答えを知ってるかもしれない。そんな自信と、それからちょっとした親近感から聞いてみた 「えっと………、授業の間に鳴るチャイムの名前」 「……。」 同じ問題かよ… 「へぇ、名前あったんだ?」 「らしいぞ?つーかあんなん誰が答えられるってんだよ」 「全くだねぇ…。答えられた人がいるならその面拝んでみたいねぇ!」 修や孝也には悪いけど俺は答えられたよ……。 言うに言えない空気になってきたから口には出さないけど… 「あ!話変わるけど次の休み時間に防災訓練あるらしいぞ?蓮矢は始業式にいなかったから聞いてないだろ?」 「そうなの?」 2学期早々から防災訓練ってありか?いや、半日だからむしろ"あり"なのか……。 まぁいいや。今のうちにトイレでも行っとこっかな… ………朝から牛乳飲みすぎたし 「今のうちにトイレ行っといた方がいいよなぁ…」 「あ、俺も!」 「何だ?また牛乳飲み過ぎたのか?このチビスケが!」 「うっせぇ!!」 180オーバーのお前にチビとか言われても悔しくも何とも無ぇよ! 俺だって160は――――……、あるんだからな!!………頑張れば…
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