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「・・・・・。」
作者も戸惑っているだろう…。まさか[ジャンル:ファンタジー]を書いていてトイレの排泄シーンを書くことになるなんて…。
こういう時は風景描写や音を擬音出したりするものだが色々と問題があるので一切省こう。
普通の学校のトイレで普通に…目的を果たしているんだ!!(自棄)
「はぁ……、なんか虚しいわ…」
「何言ってんだお前?大丈夫か?」
「あぁ…」
さて、と……。出しますか…(何を、とは聞いてくれるな)
・・・。
「ん?どうした蓮矢?」
「……………な…」
「な?」
―――何で、ここに……?
何で便器の中が………、異世界になってんの?
「おいどうしたんだよ?何便器凝視して固まってんのさ?」
「修!お前これが見えないのか?!」
垂直に立つ便器一面に広がる絵画のような風景を指さして修に問う
だが思いのほか冷静な修はあろうことか
「?これ?…あぁ、確かに便器は汚れてるけど…お前そんな潔癖症だったっけ?」
「違うっ!!」
おい修!お前は『鏡の向こう』ならぬ『便器の向こう』の世界が見えないのか?!
自然に囲まれた小高い丘に広い海!つーかいい加減しつこいんだよ!せめてドアに繋げろ!
―――っていうか、色んな意味で出しにくいな……。黄色い雨、とか……
「………やっぱいいや…」
「あ!おい蓮矢!どうしたんだよ!?清掃不備の便器には出したくないってか?!」
「違うっつってんだろ!ってかどんなポリシーだ!?」
いい加減トイレネタは終わらせてくれ!!
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