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電車②
もぐらが近づいてみると、その箱はとても大きいものでした。
側には大きな家もあります。
「これは何だろう・・・?」
もぐらは呟きながら、もっと近くで見ようと歩きだしました。
その時です。
お婆さんが切符を買おうとして財布を出したとたん、財布を落として小銭が散らばってしまいました。
もぐらは拾うのを手伝ってあげました。
お婆さんはもぐらにお礼を言うと、もぐらに聞きました。
「もぐらくんも電車に乗るの?」
電車を知らないもぐらはお婆さんにいろいろ教えてもらいました。
大きな箱だと思っていた物は電車で、家だと思った物は駅だとわかりました。
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