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こんな平凡の塊のような私が相手にされるなんて
露ほどにも思っておらず
それは悔しいがその通りで
反発したい気持ちはあるものの、だからこそ私は安心していた。
それがまさか、こんなことになるなんて。
彼女たちも誰一人考えていなかっただろう。
なにより、私が一番驚いた。
それはもう、唖然として口が塞がらないどころか、顎がはずれるほどパカッと見事に口を開くほどである。
正直、この時の私は人生でナンバー3に入るほど不細工だったに違いない。
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