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午前２時･･･
二次会も終わり､居酒屋を後にする
外に出て駐車場で話しをしている者もいれば､お疲れさんと言葉を残し帰る者もいる
Ａ男はＫ子の連絡先も聞けず駐車場で残った者と談話していた
そこにはＫ子の姿はない
もぅ会えないかもしれない・・・
そんな事を考えながら
Ａ男はタクシーを拾い帰宅する
Ａ男はマンションで一人暮らし。自宅に着き玄関のドアを開けようとした時
足元に何か名刺の様なものが落ちているのに気付いた…
なにげに拾って見る…
それはﾃﾚﾌｫﾝｶｰﾄﾞだった
普通､ﾃﾚﾌｫﾝｶｰﾄﾞは表に写真や文字が書かれているが
それは無地で真っ白
上の方に残数が書かれているだけ､一度も使われていない
使う事はないだろうと思いつつ背広の内ﾎﾟｹｯﾄにしまい込んだ
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