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第5話:『決断』(①)
ファイズはオルフェノクにとどめをさそうとしたが、あと一歩のところで逃げられてしまう。
変身を解除した良太郎は、人ごみの中に友人の牧村を発見。
「知哉ッ!」
良太郎はとっさに駆け出した。しかし、良太郎は見逃してしまった。がっかりした顔でその場を立ち去ろうとしたとき、目の前にZECTの岬が現れた。
「あ、あなたは確か・・・!」と良太郎。
「今日はベルト奪還のために来たのではないわ。」と岬。
「じゃあ、どうして?」
岬は小さな声で良太郎に話した。
「実は・・・、ZECTの調査の結果、あなたの友人・牧村知哉はオルフェノクの可能性が高いと見なされたわ。」
「そ、そんな・・・何かの間違いじゃ・・・」良太郎は驚きを隠せない。
「だから、そのベルトの力を使ってオルフェノクを倒して欲しいの。」と岬は言った。
「この目で僕が確かめる。決して手は出さないで下さい。」と良太郎は岬に強く言った。
「わかったわ。そのかわり、その時はゼクトルーパーを付けるわよ。」と岬は条件をつけた。
そして、牧村と緑ヶ丘公園で良太郎は会う約束をした。
「よっ、良太郎!で、用って何?」と牧村。
「君、オルフェノクなの?」良太郎は恐る恐る聞いた。
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