4章
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翌日は 久しぶりの晴天だった。 切り裂いた雲の隙間から 薄い色の青空が広がり 太陽の光が眩しい。 放課後の部活の時間までには 連日の雨で濡れたグラウンドは 乾いていた。 皆、久しぶりの ボールの感触 乾いたグラウンドに 興奮しているようだ。 ただ一人、 勝也だけは冷静な様子で 部室から出てきた。 相変わらず 何を考えているのか判らない 無表情だ。
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