4章

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自分が犯した重大なミスに 頭が真っ白になる。 「おい!?天野?」 思考回路が停止した理奈に 勝也が声を掛ける。 勝也の声に正気に戻った。 「あ…ごめんね!! その…タオル さっき、間違えて 濡らしちゃったの」 代わりにと理奈のタオルを 渡される。 淡いピンク色の 可愛いらしいタオルだ。 微かに花の香がする。 「…?別にいいけど」 勝也は意外な返答に 目を丸くしている。
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