5章

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ドサッ 全ての用具が運び終わった。 優乃はすでにダウンしてしまい 近くの木陰で息を切らしている。 「ふぅ、やーっと 終わったー…」 理奈が額の汗を拭う。 「ありがとう かっちゃん、山梨さん 助かったよ!」 「…別に」 さすがに疲れたのか 勝也が軽く息をつく。 ちょうどグラウンドへの 集合がかかった。 「それじゃ…」 勝也の背を見ながら 理奈は優しく微笑んだ。
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