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久々の休日にゆったりとしてるとまた、いつもの様にマサからのメール着信音が響く。
特別指定してた御蔭ですぐにマサと言う事がわかった。
身も軽く、即座に開けてメールを確認する。
『本文:やっほー。オレ実はクリスマスイブに誕生日なんだよー。もう少しだからなんかちょうだい(笑)』
抜けてた体の力が一気に入る。
「本文:…ってホントもうすぐじゃん!なにが欲しぃ?」
間髪入れず返信メールが届き小春は深呼吸をしてからメールを開いた。
『本文:ぢゃあ、小春のチュー顔の写メ欲しい!』
「本文:えぇー!はずいからイヤ!!」
『本文:大丈夫だって!撮ったら送ってよ♪』
(マジですかぁ?!)
小春は恥ずかしながらも10枚以上撮り直してから送った。
『本文:いい!やっぱ可愛いよ!!ありがとう!大好き小春!』
そのメールを見た瞬間、小春は素直に嬉しくなった。
そして、マサの事をはっきりと意識してる自分に気付いた。
(やばい…舞い上がってる場合じゃないよ!このままじゃ、マジになりそうだよ…)
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