14人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
「お前昨日どうなったん?」
圭太が拓に尋ねる。
「え?何が…?」
拓は少しとぼけながら言った。
「お前の幼なじみだよ!」
「あぁ~、小雪?しばらくひどかったけど大丈夫みたいだった!」
(…………………)
浮かない顔してる拓を見て一彦が
「どうしたん?解決したならいいやっか!」
「小雪はね…けど…」
「けど、なんや?また何かあったいや?」
「麻衣ちゃんとも会ったんだけど…何か…」
「麻衣ちゃんてお前が恋してる子?よね」
「なんか嫌われてるみたいなんだ…」
「は?なんで?」
「わかんない…」
圭太と一彦はさっぱり理解できていない。というより今の会話で理解できる方がすごい。しばらくして圭太が拓に聞いた。
「とりあえずお前が昨日とった行動を詳しく教えて!」
拓は昨日のことを思い出しながら、圭太と一彦に話した。
……………………
二人は拓の話しを聞いてア然とした。そして…
「お前…馬鹿やね~」
圭太が呆れながら言う。
「は?なんで?」
拓は全く理解ができていない。
最初のコメントを投稿しよう!