すれ違い~揺れ動く心~

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「なんであんなこと言ったん?絶対へこんでるぜ?」 一彦は圭太に言った。 しかし圭太は自分が拓に言ったことには後悔してなかった。 「あいつにはこんな言い方しないとわからんよ。 ここで俺らが答え出したら、あいつは昔のまま麻衣ちゃんを好きになってしまう。だから…今は我慢して見守ろう。」 そういうと圭太も屋上から降りていった…。 拓は授業をサボって町を歩いていた。 (あんな言い方しなくてもいいじゃんか…だいたい女の気持ちとかわかるわけないやん…これからどうしよう…) 夕方になっても拓は町をぶらついていた…すると拓の携帯が鳴りだす。 【やっほー😆✋ 今何してるの🐱?】 小雪からメールがきた。 【別に😓町をぶらついてるだけ✋💦】 【また一人ぼっちなん😁⁉】 【うるさいなぁ😒今日はイライラしてるの‼やけ、ほっといて😡】 【どうしたん😓?珍しいね💦んじゃ今から小雪もそっち行くから待ってて😁✋】 (…俺の気持ち無視かよ)拓はため息をつきながら心のなかで思った。 20分後、小雪からメールがきた。 【公園集合😁】 (なんで俺が…💧)
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