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そしてその時初めてその人の顔を近くで見た。
(やばい…本当可愛い…)
拓は目を反らしながら
「ども…え~と、小雪の幼なじみの拓です…今日はその……ご飯…よ、よろしくお願いします…」 (やべぇ~。俺何言ってるんだ…日本語になってないじゃん。) 拓は顔を赤くしながら頭の中が真っ白になっていた。
「なぁに緊張してんの?顔が真っ赤だよ(笑) この子は小雪の会社の同期の友達の大橋 麻衣ちゃんだよ」
「麻衣です。よろしくね。」 彼女は、にこっと笑みを浮かべながら、とても可愛い声で、そしてとても優しい声で俺に挨拶をしてきた。 俺はもう顔が爆発しそうだった。
「ならご飯行こう!小雪もうお腹ペコペコだよ~」
「そうだね。行こうか。」 彼女もお腹が減ってるらしい。
「たっくん何食べたい?」 小雪が聞いてきた。
「ん?え、え、何でも食べれるよ?!」 小雪と彼女は笑いだした。
「な、何がおかしいんだよ。」
「麻衣~たっくんダメだ。緊張してテンパってる(笑) だから小雪が決めるね! 小雪パスタ食べたいからパスタ食べに行こう!」
「うん!」
彼女もパスタが好きらしい。
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