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翌日
〈キーンコーンカーンコーン〉
授業が終わる。
「あれ?どうした?珍しく拓が起きてるやん!」
一彦がちゃかしながらやって来た。
「俺だってたまには起きてるさ!」 自信気に拓は言った。
「一彦、今日バイト休み?」
「あー今日休みばい!どした??」
「相談あるっちゃけど、行っていい?」
「いいよ。夜やろ?」
「うん。圭太も呼んでて!」
「あいよ。」
拓と一彦の会話が淡々と続いていると拓の携帯が鳴りだした。
(誰だろう?………小雪だ! )
〔やっほー😏 元気してる⁉ 体調どう😞? 昨日夜メール返してくれなかったやろ⁉ 無理矢理連れて言ったこと怒ってるの⁉〕
(…………やべっ、すっかり忘れてた!)
〔ごめん😅寝てたから💦怒ってないよ😓 ってか俺の方がごめんね😔 あとさ…麻衣ちゃんって彼氏おると?〕
(あぁ何俺余計なことまで聞いてるんだ。)
〔彼氏⁉いないよ💦何で😁⁉もしかして…本気で狙ってる😁⁉〕
(ドキッ…)
〔あぁ違う違う😅 もし彼氏がいたら、俺とご飯とか食べて大丈夫なのかなと心配してただけ💦〕
(あぁ~何で素直にアドレス聞けないんだ…涙)
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