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~大橋 麻衣~
小雪と拓とご飯を食べた後、麻衣はずっと考えてた。(あたしが喋らなかったから拓君、いにくかったんだろうな。小雪とケンカとかならないかな…)
「小雪!本当ごめんね!」
「は!?いきなり何いいだすの?」 小雪はびっくりしながら言う。
「え、だってあたしがいたせいで…なんか拓君…」
「あぁ!いいのいいの!気にしないで!あいつ昔から人見知りする性格だから!」
「でも…」
「いいって! ちゃんと小雪が言っとくから! 麻衣は優し過ぎ!」
小雪が笑い出す。
「別にそんなんじゃ…」
「んじゃ小雪は早めに帰るね! 明日の夜隆介に呼ばれてるから、家のこと終わらせとかなきゃ。」
「うん!じゃーまたね。」
「はーい」
小雪と麻衣も別れ、麻衣も家に帰ることにした。
麻衣は布団の中で考えてた。
(拓君かぁ~。小雪もかわいい幼なじみがいるなぁ~。 そういえば、あたし前の彼氏以来、男の人見たら怖くなって震えてしまうのに…拓君の時は震えなかった…な。)
この時、麻衣は少し拓に興味を持ち出していた。(また会えたらいいな。)
まいはゆっくりと目を閉じた。
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