‡†プロローグ†‡

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ー世界の振動者本部ー 少年「……やっと……ついた…相変わらずデカいな… ここは…ハァ…。」 先程、《風越》と言う魔法を使って世界の振動者本部前まで来た少年は、目の前に広がる、本部の相変わらずの大きさに、溜め息をついていた。(本部は軽く、東京ドームの2.3倍はある。) 「バタンッ」 と、豪快な音をたてて。少年は、迷い無く本部へ入っていった。 とたんに、辺りが騒ぎ出した。 「?!ザワザワ…」 「あいつが帰ってきた…」 「やっとの思いでご帰還か。」 「なぜ…!?あいつがッッッ!?」 などと、ザワザワしているが。そんな事お構い無しに、少年は、すたすたと受付に向かって歩き出した。 .
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