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俺はこの日、洟織から少しの素直さと本当の笑顔を学ぶことが出来た。
そんなことを想い巡らせていると。
洟織『ん？どうしたんだ、いきなりだまっちまって？大丈夫かぁ？』
洟織が顔を覗きながら心配そうに尋ねてきた。
威音｢あっ、いや。｣
俺は少し微笑みながら答えた。
洟織『変な奴だなぁ、威音は。』
洟織もつられて笑いながら言う。
威音｢お前ほどじゃねぇょ!!｣
威音は笑いながら憎まれ口を叩いてみる。そこにまたAが割りいって来る。
生徒A【本当にお前ら二人は仲良いよな？威音も明るくなって絡みやすくなったし。来た時、威音すげぇ俺に構うなオーラ出してたもんな。】
Aは苦笑しながら言った。 すると、洟織が威音の肩に腕を乗せながら言った。
洟織『そりゃあ、俺が毎日まとわりついてたからだろ？だから威音が明るくなったのは俺のお陰なの！いまじゃ一番仲の良い友達だし、このクラスの仲間だろ!？』
洟織が自信満々にそう言うと、威音は少し照れながらも答えた。
威音｢あぁ、有り難うな洟織。｣
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