第二章 夏 ~雨~

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「今夜は剛が前からやりたがってた天ぷらみたいよ」 「まじで?着替えたらすぐ行く」 家に着いて着替えを済ませると、急いで成海の家に向かった。 いつものように俺は台所へ行き、料理を始める準備をした。 「涼子さん。ただいま。天ぷらだって?」 「あら、剛くん。いらっしゃい。じゃあ始めましょうか」
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