第四章 告白

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

第四章 告白

チカに廊下に呼ばれ、何か変にドキドキしていた。俺は軽くYシャツをはらい、廊下に出て行った。チカは相変わらず気難しい顔をして、俺を見ていた。俺は「さぁ、来い!」と心の中で叫ぶ。と次の瞬間、 「私と付き合ってください」……………………………えっぇぇえぇ!?!?!?……  まさしく「驚き」の一言だった。俺はただただあ然とし、意識が無くなったようにつっ立っていた。そのぐらい驚いた。 数分後、意識を取り戻したかと思いきや、今度は「あ然」から「疑問」へと変わった。「マジで!?!?」俺はそう連呼し、便所に逃げ出した。とりあえず、落ち着いて考えてみた……ってか、何で告白する人(俺)に恋についてっつうか、相談すっか普通??それを知らずに、一生懸命俺自身についての相談にのっていた俺… 「月曜日の朝告白するんだ」って、もし俺が「俺の胸で泣け!!笑」なんて言わなきゃ、どぉなってたわけ?ってか、かなりデカい賭けに出たなぁ……アホくさっ!!笑 普通なら考えられない戦法で攻めてきたチカと言う女… 何奴!?みたいな?笑 そんな事を考えながら、興奮冷めきらずチカのいる教室へ… … チカはもういなかった。部室にでも行ったのだろぉと適当に思いつつ、椅子に座り返事を考え始めた。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!