変な女

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「松岡優太!!アタシあなたに興味がある」    あいつは、いきなり俺の前に立ちはだかり、俺に指差した… いきなり初対面の女に指差され、興味があるなんて言われても上手いリアクションなんて取れるはずない。むしろ、怖い… とにかく俺は、平然を装い、「だから何?俺は君に興味ない」スルーした…が、あいつは俺の反応を始めから知ってたかのように「やはり、そう来たね😃でも逃がさないよ?」と異様にでかい目で俺を見た…一瞬あいつに飲み込まれそうになった…。耳たぶがカァッと熱くなる…思わず目を反らした…         何だ?この女、ただ者じゃない…変な奴だ。 とにかく関わったら俺は間違いなく面倒な事になる。俺の身体が全身で危険信号を出した。「うざ…俺ね、君みたいな変な女めちゃくちゃ苦手なんだよね💧だからそんな変な理由でいちいち話しかけんなよ」   とりあえず、これ位突き放せば大丈夫だろう。 「やっぱ、変わらないね…」   えっ⁉予想外の言葉にビビった… てっきり泣き出すかと思ったのに、それどころか、俺の事を前から知ってるかのような…「へへっ😃びっくりした顔してるね♪これで、あなたもアタシに興味が出たでしょ?」 勝ち誇った顔で俺に近づいた。  「何で?」   俺はマジで怖くなった。 「これから分かるよ😃アタシもあなたもね🎵」そう言うなりアイツは俺の目の前まで顔を近付けた…そしてそのまま…優しくキスをした。 甘い香りがした…俺は抵抗もせず、アイツをただ見つめた…『この感覚…』 はっ…周りを見れば、いつの間に人だかりが出来てた
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