アライバル(着任)

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マリア「少佐、C-3区制圧完了しました。」 ディエゴ「わかった、 マリアはそのままC-4区に進んで陽動を掛けろ、時間稼ぎにはなる。」 マリア「ヤー‼」 サクラ「ディー‼ 奴らわんさか湧いてランディングポイント向かってやがるぜ? 情報管制どうなってるんだよ⁉」 ディエゴ「泣き言を言ってる暇はないぞ‼ 新入りが来るまでもう時間が無い。」 どうやら味方の通信を拾った様だ、通信に割り込む カイル「少佐、出ます。」 ディエゴ「誰だ⁉ 通信に割り込むな」 カイル「新入りのカイル軍曹であります。」 ディエゴ「軍曹、無茶はよせ。 今、出ても的になるだけだ‼ 今回は合流を見送ろう。」 カイル「アーガイルから直で輸送機に揺られながら10時間もTANKに籠ってたんです。 此処で見送ったら自分は何の為に来たんです?」 ディエゴ「……、 なにか策はあるのか?」 カイル「パラシュートをエアブレーキにして低空降下します。 援護お願いします。」 ディエゴ「降りれたとして此処は戦場だぞ? やれるのか?」 カイル「基本装備、それとキチンと手足がそろってます。 行けますよ」 ディエゴ「言うねぇ上等だ、 サクラ聞いてたな? 軍曹を援護してやれ。」 サクラ「軍曹、 そっちの位置データをくれ‼ 輸送機のステルスとECMでそっちの現在地が解らないんだ、降下と同時に援護する‼」 マリア「軍曹、気を付けて下さい。 下、雨で抜かるんでます。」 カイル「了解、オーバー」 通信を切り、位置データをサクラに送る。 続けてTANKの降下準備を進める、 輸送機の腹が観音開きなりTANKの足の接続具が外れ、俺のTANKは中ずりになる。 カイル「ヒュー🎵凄い歓迎だ」
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