194人が本棚に入れています
本棚に追加
/106ページ
雄一は記事を読み進めていくと八頭館に他県から来た選手の存在を知った。
「そういえば、八頭館に他県から来た人いるみたいね。なんでもキャッチャーで4番なんだとか。俊ちゃんみたいね」
緑は雄一の視線が紙面の下方へ向かったのに合わせて話し始めた。
「東山 修司…。なんか体格良いね。パワーありそう」
雄一は紙面に載っている写真を見ながら答えた。
そして雄一は立ち上がると、新聞を投げ捨てるかのように側の机に置いた。
最初のコメントを投稿しよう!