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私の足長おじさんへ。 歳も性別も、あなたのことは何一つわからないけれど、あなたは紛れも無く私の足長おじさんでした。 わかっているのは私を応援してくれていたこと。 一方的な手紙だけど、私を見ていてくれた暖かさに 私はいつも励まされて、元気付けられました。 うまくは言えないのですが、こうして今があるのはあなたのお陰だと思います。 卒業という一段落の前に、志望校の合格という句切があって、 それを期にあなたの手紙は途絶えてしまいました。 初めは気にもしなかったのですが、今筆をとる卒業間際になって、 とても大切なものを無くしてしまった気持ちになって。 いつか、あなたがこの手紙を読んで、また、返事を頂けたらと願いを込めて書いています。 私は、あなたに何一つ返していないのです。 この嬉しさを一緒に手をとって喜べればどれだけいいのかなぁって。 でもね、わからないなんて言いましたけど、ホントは多分この人だなぁって知ってるんだ。 お話出来たらと思いながらついつい、手紙に甘えちゃった。 だから、最後まで、そして何か始まれそうなことまで、甘えることにしたよ。 あっ、もし違ったらとても失礼なので、突然の砕けた口調すみませんでした。 それでは。 こんな締め括りですが、あなたの影ではなくてあなた自身から手紙を受け取れることを祈りこの手紙を終えます。
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