弄り

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気付いた時には朝になっていて、さっきまで私を罵倒していた弟子は朝食の支度をしていた。 至る所に出来たはずの痣と擦り傷はしっかり治癒されていた 気付かれないように布団から抜け弟子の背後に立つ 「おはよう。今日の朝ご飯は何かなぁ」 美味しそう 大根のお味噌汁だ 「おはようございます。自分から起きるなんて珍しいですね」 「いい匂いがしたからついね♪…」 ごめん…嘘 ホントは傷が疼いて眠れなかったんだ 「……痣、痛みますか?」 「…うぅん。平気だよ」
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