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流れる水の一滴を ここに残してみやうと思ふ 口から空気に溶けこんで 消える言葉を形にしたひ やつと見付けた瞬間を 取り逃がすのは嫌なのだ ぼくは紙のうえに つなぎ止めてみやうと思ふ 夜のインクにペンを浸して 数多の星を描いてみせやう それは些か 写真に似てゐる .
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