頬ヲ伝ウノハ

2/2
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
笑いながら瞳を閉じたキミは ボク等の鮮血を流す夕立によって、温度を奪われた キミが目覚めないのは知っていても 静かな街にボクの声だけが響いてる 笑いかけても キミの笑顔は返ってこない 思い出すのは、 キミの笑顔ばかりで ボクの頬を伝うのは ――ー筋の涙――
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!