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俺達は分解から組み立てを終え、陸曹に見てもらった後に射撃場に案内された。
中井陸曹｢まずは100m先のを狙ってもらう。100mだからって甘く見るなよ。意外に当たらないからな。では前列、射撃位置へ。｣
まずは俺、青井、佐藤、寺井、武井、の他、5人が位置についた。
西川｢武井、お前確か銃撃った事あるんだよな？｣
武井｢毎年ハワイで撃ってるぜ。だけど軍用ﾗｲﾌﾙなんて始めて撃つ。｣
中井陸曹｢そこ、あんま無駄口を話すな！
号令と共にまずは思ったように撃ってみろ。よし、撃て！｣
俺達は89式のセレクターを単発に合わせてまずは1発撃った。
佐藤｢なんだよ！全然当たんないじゃんよ！｣
青井｢反動でそれちゃう・・・｣
寺井｢的の端にしかあたんね～！｣
西川｢なんとか胴の部分に当たった。武井、お前1発目から頭部ﾋｯﾄかよ！？｣
武井｢ﾎﾞﾙﾄｱｸｼｮﾝと同じように狙ったけど案外当たった。｣
中井陸曹｢案外やるな武井。
いいか、武井以外の撃ち方は一般人が真っ先にやるような撃ち方だ。
あれでは反動を殺せず、目標からそれる。
今から見本を見せる。しっかり銃床を肩に押し当てて、しっかり銃を保持する。そして狙いを定めて撃つんだ。｣
中井陸曹が放った弾丸は100m先の的の頭部に着弾した。
中井陸曹｢みんなにはこれくらい出来るようになってもらいたい。さっき教えたようにもう1度撃ってみろ。｣
俺達はもう1度銃を撃った。
全員が的に着弾出来るまでに成長し、武井は頭部に全弾着弾させた。
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