序章

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その日は集会があっただけで昼前に学校が終わった。 俺は愛と学校近くにある公園に行った。 そこはまるで戦争なんて無かったかのように綺麗な場所だった。 青井「ねぇ、黙祷の時・・・何考えてた?」 西川「ずっと・・・戦争の事を考えてた・・・」 青井「私も・・・ちょっと泣いちゃったよ。」 俺は愛の話を聞きながら、煙草に火を着けた。 青井「優、まだ煙草吸ってたんだ。」 西川「今は・・・これが精神安定剤みたいな感じだ・・・なかなか手放せない・・・」 その後2人で戦争の事を話し始めた。 俺達の記憶は、2007年までさかのぼる。
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