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2月に入り俺達の教室に自衛官数名が入って来た。要件は俺達に衝撃を与えた。
自衛官「我々が来たのは他でも無い。
君達も知っているとは思うが、現在この国は北朝鮮による侵略を受け、多数の自衛官が命を散らした・・・
そこでだ、君達に訓練を6ヶ月受けてもらい、この国を守ってもらいたい。」
佐藤「冗談じゃねぇ!何で俺達が戦わなきゃなんねえんだ!」
寺井「そうだ!有り得ないだろ!」
他のみんなもかなり怒っていた。
いきなり来て日本を守るために戦えと言われて、
「はい」
と答える奴なんていない。
西川「止めろ!!!」
俺はすかさず叫んだ。
西川「今ここで言い合ってどうする!みんな落ち着け!
確かに気持ちはわかる。だがここで言い合ってどうする?解決するのか?」
みんなが再び黙った。
そして青井が沈黙を破った。
青井「ここも攻撃されたら・・・私達死んじゃうのかな?」
みんながその言葉の重みを理解した。
間違い無く次は関西が狙われる。待っててもただ死を待つだけだろう・・・
西川「1ついいですか?今6ヶ月の訓練と言いましたが、その間に関西が陥落する可能性が高いと思うのですが?」
自衛官「君はなかなか鋭いな。確かに可能性は高い。しかし現在の戦力で戦線を支える事は出来るし、敵の補給線は伸びきっている。だから6ヶ月、君達に訓練を受けてもらいたい。」
西川「どうせ待ってても死ぬだけなら・・・俺は行きます。」
佐藤「西川!お前・・・」
西川「少しでも可能性があるなら賭けたいんだ。守れる可能性に。」
佐藤「確かにな。なら俺も行く。」
寺井「たく、お前らばっかかよ。俺も行くっての。」
青井「なら私も。」
西川「お前がか?」
青井「どうせ死ぬんなら派手に暴れないと損でしょ?だから私も。」
その後俺達の意見に賛同し、全員が志願した。
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