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「…何;;?」
「別に?」
そういうと次に紫苑に目をやる
「…;;?」
「ふふっ…♪」
「だから何;;?」
私は紫苑と交互に見る皐月にもう一度質問する
「別に~♪…じゃ、あたし行くところあるから行くわね!お幸せに☆」
「なっ!?」
それだけ言って皐月はカフェを出て行った
何だか嵐が過ぎたかのように私たちの空間が静かになる
「…皐月さんて楽しい人だね☆」
「え?あぁ…;;」
急に現れて、勘違いしてかえっただけだけど…;;
確かにいると楽しいかな
「…」
取り敢えず、紫苑の耳がバレなくてよかった…皐月のことだから間違いなく騒ぎ立ててたかもしれない
こんなところでバレたら混乱おこすことになるしね…;;
一応、皐月には本当のことを話ておこう。
「佑湖さん?」
「あ、ごめんごめん;;…それじゃ、帰ろうか☆」
私は荷物と伝票を持ってレジに向かう
『ありがとうございましたぁ』
会計を済ませてカフェの外に出ると紫苑が私が持っている荷物を取った
「どうしたの?」
「俺が重いのは持つから佑湖さんは軽いこれ持って☆」
そういって荷物の少ない袋を一つだけ私に渡して紫苑は歩き出した
「紫苑、私大丈夫だからもう一つ貸して?」
私は追いかけて紫苑の持っている荷物に手をかける
「いいから、これからもお世話になるんだからさ☆」
満面の笑みで言われて何だか紫苑から荷物を取るのが悪い気がして手を離す
今日は、紫苑の行動に甘えようかな
「それじゃ、家まで頼んだよ☆」
「まかせなさい☆」
私たちは顔を見合わせて笑い、家にむかってまた歩き始めた
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