頭巾の赤は

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あるところに、小娘とその母親が住んでいました。   あるひ、小娘は森の奥にいる病気のお婆さんのお見舞いに行くことになりました。     しかし…     「あ゙ぁ゙~、面倒くせ。」  この小娘は、顔はいいくせに性格が最悪という娘でした。     「あんた、お婆ちゃんに会うたびにお小遣いもらってるのに、面倒くさがるんじゃないよ。」   「だって、面倒なものは面倒なんだよ。」   「いいから、ほら、ビスケット、持っていきなさい。」   「はいはい。」
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