想い

3/4
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
11月に入ってすぐ高校が連休になった。     私は彼とまた遊びたくなっていたから誘ってみた。     彼はまた快くOKを出してくれた。     その日は二人で適当にお店をぷらぷらして初めてプリを撮った。     もう隣で撮る時恥ずかしくて死にそうだった(笑)     でも彼は撮った後自分の写りが最悪だって言ってめっちゃ凹んでた(笑)     その後はご飯食べて家に送って貰ってたんだけど…もっと一緒にいたくて 『サチKと話したい。』 て言っちゃったんだ。     したらKは 『も少し時間なるまで語ろっか♪♪』 て家の近くにある静かで広い駐車場に連れてってくれたんだ。     それからまたいつもみたいにくだらない話しから深い話しまでして語った。     でも時間はどんどん過ぎてて気付いたら夜中の2時前。     彼が焦って送ってくれようとした時に私は彼に思わず 『手…貸して?』 て言っちゃったんだ。     彼は戸惑いながら 『…?はい。』 て貸してくれた。     この時初めて彼と繋いだ時だった。     繋いだ瞬間お互い無言になって…私は心の中で柄にもなく 『ずっと一緒にいれます様に』 て想ってたんだ。     『ありがと。』 て私が手を返して彼は 『送ってくね。』 と言って私の家まで行ってくれた。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!