第3話....

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  「松田さんはここで何してるんですか??」 「うん~友達待ってんだよ」 「パパ……ケーキ……」 「ケーキ食いたいのか??もうちょっと待ってよな~」 ずってくる子供を抱き直す。 「可愛いですね」 香織が声をかける。 香織が自分から男性に声をかけた事に驚いた。 「だろ~。でもおとなしすぎるんだよ。男の子だからもっと元気にしてほしいんだよな~」 「本当。おとなしいですね。でも可愛い!!」 「パパ……ケーキ……」 子供がまたボソッと言った。 「よっぽどケーキ食べたいんだね!!良かったらケーキ一緒にたべません?!いい??香織??」 「うん。いいよ」 「本当に?!助かるよ~男だけだと入りにくいんだよ。けど……友達来るから後ちょっとだけ 待ってもらえる?!」 「はい。大丈夫ですょ」 みんなで松田さんの友達を待つことにした。 松田さんはいつもどおりよく 喋ってくれるし香織も楽しそうだからひと安心した。 _
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