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「松田さんはここで何してるんですか??」
「うん~友達待ってんだよ」
「パパ……ケーキ……」
「ケーキ食いたいのか??もうちょっと待ってよな~」
ずってくる子供を抱き直す。
「可愛いですね」
香織が声をかける。
香織が自分から男性に声をかけた事に驚いた。
「だろ~。でもおとなしすぎるんだよ。男の子だからもっと元気にしてほしいんだよな~」
「本当。おとなしいですね。でも可愛い!!」
「パパ……ケーキ……」
子供がまたボソッと言った。
「よっぽどケーキ食べたいんだね!!良かったらケーキ一緒にたべません?!いい??香織??」
「うん。いいよ」
「本当に?!助かるよ~男だけだと入りにくいんだよ。けど……友達来るから後ちょっとだけ
待ってもらえる?!」
「はい。大丈夫ですょ」
みんなで松田さんの友達を待つことにした。
松田さんはいつもどおりよく
喋ってくれるし香織も楽しそうだからひと安心した。
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