ただ側に居たくて…

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    「幸都ォ-♪」   「…亜矢。また来たの?」       放課後の誰も居ない図書室。 図書委員長の幸都は いつもここにいる。     「ねぇ幸都ォ♪キスして?」   「…は?」   「お願い!!」   「…しゃぁなぃなぁ…。」     そう言って幸都は 読んでいた小説を閉じ 私の目を見つめた。   私は直ぐ目を閉じてみせた。     ぎゅうッと抱き締められ… 私達はキスをした。            
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