悪魔の囁き

14/18
前へ
/97ページ
次へ
  「では我等の神ドナー様お身守りの下儀式を執り行います。」 『……嫌だ』 僕は小さく言い放った そして感情は高ぶる 『嫌だ…嫌だ…いやだ!!』 これは初めての勇気だろうか… そう 初めて相手に意見した… 初めて相手を否定した… 初めて相手に喧嘩を売った… 『儀式なんてやらない!!こんな宗教も入らない!!』 「七男君…?」 『だいたい汚れているって何ですか?まぁ確かに人間は欲深くて意地汚いし腹黒い事だってしますよ、けどそれは悪い事なのか?それを含めて人間だろ?』  
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加