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私は大きなスーツケースを押し、学園の敷地内に入った。
まずは、事務所に行って寮の部屋の番号を確認しなければならない。
私は案内板で、事務所の位置を確認し、事務所へ向けて歩き始めた。
事務所には先約がいた。
髪は長くスラッとしていて、誰もが羨む容姿をした女の子だ。
私も思わず、彼女に見とれてしまった。
しかし、何か様子がおかしい。
私にもどこがとははっきり分からないが、なんだろう、ぎこちない感じだ。
私も手続きや何やら、しなくてはならないので、事務所まで近付いていった。
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