303号室

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私は大きなスーツケースを押し、学園の敷地内に入った。 まずは、事務所に行って寮の部屋の番号を確認しなければならない。 私は案内板で、事務所の位置を確認し、事務所へ向けて歩き始めた。 事務所には先約がいた。 髪は長くスラッとしていて、誰もが羨む容姿をした女の子だ。 私も思わず、彼女に見とれてしまった。 しかし、何か様子がおかしい。 私にもどこがとははっきり分からないが、なんだろう、ぎこちない感じだ。 私も手続きや何やら、しなくてはならないので、事務所まで近付いていった。
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